学年末の休みが終わって4月から新学期になった。教頭先生はじめ図書室担当の先生など異動で新しい先生が来たり、一年生が入学して来たりで、授業参観や家庭訪問など年度替りの行事が重なり、昼休憩の時間短縮(30分が10分に)が多く4月は3回しか単語教室を開けなかった。実質的な教室再開は連休明けの5月から始まる。
 それでも連休期間中に2組の姉妹が自宅まで遊びに来た。休み前に「たけのこ掘りにつれていってあげる。」と話したことに興味を持った児童たちだ。2組とも妹が新しい一年生なので、お姉さんから単語教室のことを聞いており興味を示しているが、学校に慣れることを優先して新一年生の入会は2学期からと決めているので、2学期になるのを心待ちしているようであった。竹林持ちの農家と親しくなって「無制限にたけのこ掘りの許可」を得たので活用した。たけのこ掘りのように自然と接することには、勉強とは違った興味を示すものだ。
 べつの農家の土地に作った鶏舎を見せて、「5月29日にひよこが53羽来るんだよ。」と教えてあげたら、見に来たいと言って期待している。育雛箱も出来上がり玄米や米ぬかなど餌の準備も整って放し飼による自然卵農家への道を踏み出すことになったが、シイタケ栽培も3年前から始めて昨秋から収穫が始まっており、今年の秋には2年目の原木からも収穫が始まる。家庭菜園の規模も大きくなったので、今年はトマト、茄子、きゅうりそれぞれ10本植えた。他にも玉葱、にんじん、ねぎ、かぼちゃ、モロヘイヤ、スナップエンドウ、ピーマン、にら、アスパラガス、サンチェ、ブロッコリー、根わさび、蕗、茗荷など、いろいろな作物が育っている。
 小学生との交流が、学校から自然へと広がる予感。それというのも、近所にあった遊休農地に目をつけて、剪定した梅の枝焼却や草刈を無償で手伝ったことから、農家Hと親しくなり、その過程を見ていた隣接している農家Kが私に手伝いを求めてきたことなどから、農家Hの土地で菜園、シイタケ栽培、自然卵養鶏などが出来るようになり、農家Kの竹林で無制限たけのこ掘りが出来るようになっていたことが役立つ時がきたのであった。宮沢賢治が子供たちを自然との接触を通じて学ばせたことが思い浮かぶ。
 昨年5月から始めた図書室ヴォランティアが、こんな形に展開してくることは全く予想していなかった。初生雛が到着したら、その成長とともに口コミで来園児童が増加して小学生との交流はきっと別な広がりを見せるに違いない。

 3月14日で今学年の英単語教室は終了した。新年度は4月11日から始める。最終日には大勢の児童が参加して、そのうち11人の児童に教材を貸し出した。学年末の休み中に勉強して新学年になったら返却することになっている。
 今回は教材について述べてみよう。最初は、各児童が覚えたい単語を日本語で書いてきてその英語を教える考えであった。所がその趣旨がなかなか徹底しない。そこで黒板に「今週の単語」を書いて書き写しさせた。それも連続性がないので、新しく入会してくる児童に戸惑いを感じさせる。なにしろ実質20分の短時間に6年生から2年生までレベルの違う児童が一緒に来るのだから大変だ。
 6月末に葉書大のカードを80枚ほど作って机のうえに並べたら、ひとまず皆で同時学習できるようになった。そのころ、1から20までの数字、曜日、四季、1〜12月などをA4にプリントして二つの机に置いて覚えさせた。
 7月になってから、ABCのジグソーパズルを買ってきてB4でコピーをとり、配布した。これで単語帳1冊80語ぐらいの単語が書ける。またABCの初歩的な図書を3冊購入して机の上に置くことにした。7月12日始めて1年生の双子の児童が入会してきた。そのころから単語帳の2冊めを始める児童がふえてきた。まもなく夏休みになる。
 9月の新学期からCDプレーヤーを持ち込み、ABC図書付属のCDを図書室の片隅で聞かせることを始めた。これが意外に好評で「家で聞くから貸して欲しい」という児童がでてきた。10〜11月には1〜2年生の参加が増えて4〜6年生が来なくなり始めた。
 11月、6年生の児童に不規則動詞の指導を始めた。5年生にもすすめてみたが、尻込みするばかり。
 12月、6年生にスピードラーニングの貸し出し(1ヶ月)を始めた。年末で参加登録者は77人になった。学校側が私の活動をようやく認めてくれ、図書室に英語のコーナーを作り、5冊ほど図書を購入してくれた。
 1月、単語カード補充のため百円均一ショップに行った時、偶然CD付の図書を見つけた。初歩のAランクからEまで全部買っても1000円だ。単語の本なども買って教室で使い始めた。5年生の児童がスピードラーニング(SL)を始めることになった。
 2月、2年生で熱心な児童の母親と相談してSLを始めることになった。三人目である。
 3月になると急に教材の貸し出しが増えてきた。これからは図書室での学習から、借り出し学習に代わっていく方向が見えてきた。SLはもう一人の2年生が始めて四人目となる。毎月一人しか始められないので、学年に関係なく熱心な児童に勧めている。  

(07.3.19投稿)