見た目主義社会の到来
「家柄主義社会」。すなわち、家柄や身分がファースト・ラベルになる社会だ。
身分制度が固定化されていた江戸時代まではもちろん、明治維新をすぎても、士族や家族という身分は遣され、
家柄主義は受け継がれた。
名門に生まれ育ったのか、名もない家に生まれ育ったのかという出自は、その人間の価値を表わす最も信頼に足る基準とされた。
本家に生まれたのか、分家なのか。長男か、次男・三男か。正妻の子か、妾腹か。
それはそのまま、その人間の評価だけでなく、生き方も決定づけた。
事実、家柄の良い子どもは、良い教育環境できちんと育てられることが多かった。
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